[DVD] LIVE AID に想う1985年の夏
LIVE AID がDVD化されると聞いてAmazonで衝動買い。
本当に懐かしい。
この夏に輝いていた、参加メンバーたちのパフォーマンス。 Dire Straits とStingが歌うMoney for Nothing、 Thompson TwinsとMadonnaの共演、コンコルドで2会場に登場するPhil Collins。
この輝きを再び目の当たりにできるとは…
ドイツ版バンドエイドであるところの Nackt im Wind の映像があったのが嬉しい。
同時収録のBBCのドキュメント「食糧&輸送用トラック&ロックンロール」もライブ・エイドで集まったお金がどうなったのか、詳細に描かれている。このドキュメントのBGMで昔FMでエアチェックしてそのテープも既に失われていた、TAM TAM POUR L'ETHIOPIE (アフリカ版バンドエイド)が流れていたのでこれも嬉しかった。
DVDを見ていると19年前の記憶が蘇ってくる。
高校生の夏休み前(試験休み、もしくは試験中だったかもしれない)、深夜ぶっつづけの放送をテレビで見ている私に、「いーかげんにしなさい」と親に呆れられていた。睡魔と格闘しながら(時に負けながら)、同時通訳にイライラしながら、中継を見ていた私は、何者でもなく、特に目標も無く、部活に燃えている訳でもない、誰に見せても恥ずかしい鬱屈したガキであり、BAND AIDのレコードを買う程度の貢献もしないで世界で起こっていることをぼーっと見ていた。この世界で起こっているイベントはオトナがやってることで、コドモである自分はそれを享受することしかできないと思っていたのだ。
で、それから19年経って、当時のボブ・ゲルドフよりも歳を重ねて、何か変わったのか?>自分
19年で得たものはDVDを衝動買いできる金銭的余裕だけか?
と、高校生のクソガキの自分に問われているのだ。
世界は19年でどう変わったのか?ちゃんと理解できているのか?とも。
学ばなければならないことは、まだまだ山積みである。ああ。
| 固定リンク
コメント
ごぶさたしております。
ライブエイド懐かしいー。
Do they know it's christmasやWe're the worldは
今でもTV/radioでよくかかるんだけど、
Artists unite against apartheit(だったかな?)の
Sun Cityは全然かからないんだよねー。アルバムもないし。
私も増えたのは家族と体重くらいだわぁ(^^;)
投稿: きゅ~はな | 2004.11.22 23:02
自己レスです。
Artists united against apartheid
でした。恥ずかし。
投稿: きゅ~はな | 2004.11.22 23:08
ああ、確かにありましただ>Sun City
Nackt im WindもTam Tam pour~も、CDが無いというか、AMAZON.co.jp でもAMAZON.COMでも入手不可(--;)
このDVDだとTears are not enough(カナダ版)が未収録というのが惜しい。
返す返すもエアチェックテープの山、引越しの時に処分したのが惜しかった。DATテープへダビングするか悩んで手間がかかると結論しちゃったからなぁ。
もーちょっと我慢して持っていたら、アナログからMP3化するのが簡単になったから記録メディアにかかる費用が激減したのに(^^;)。
という訳で今も休日を、DVDをBGMにして過ごしております。10時間分あるからたーっぷり楽しめる~
投稿: わきわき | 2004.11.23 11:06
Tears are not enoughって間にちょこっと仏語が入る
歌ねー。ほぼ同時期にいっぱい出てましたね。
(日本じゃ企画が出たけど挫折したんだっけ(笑)?)
10h?と聞いてアマゾンで見ましたが、すごいね、disk4枚。
この内容なら定価でもかなりお得。アーティストが余程
手弁当でやってるんでしょうね。
投稿: きゅ~はな | 2004.11.23 15:12