コードギアス STAGE 16 「囚われ の ナナリー」
感想にどーていどーてい書いたら初めてトラックバックスパムなんて貰っちゃいましたよ。いったいどーしろと。仕方ないじゃんヴァンなんだしルルなんだし…ってまた生徒会室では本人の預かり知らぬ所で「ルルシャーリーとなんでケンカしたのか、一線を超えようとしたんじゃないか、やっぱルルって頭でっかちで経験不足だし」とそこんとこを再び強調する議論をしているし。まだこのネタ引っ張る気ですか!? まるでオレンジだなぁ(^^;)
で、ルルーシュとスザクが共闘ですれば世界制覇可能だろうと認識させるかのようなお話。「僕とルルーシュが組んで、出来なかったことなんて無いだろ?」の言葉通り、頭でっかちで慎重派でなかなか行動できないルルと、行動派というより改造超人かお前はふつー壁は走れないぞスザクが信頼感で結ばれて共闘するとここまで戦える。自分の負けを想定して対決して、マオが自分に意識を集中させている裏でスザクを動かすという「スザクを信じていないと取れない作戦」に踏み切れる。自分がナナリーを奪われたと思って無惨にも叫び声をあげることまで想定して…ああそれにしても追い詰められていくルルーシュのへたれっぷりと言ったら!!! 硬貨を床に落とされてビクッとしたり、もう…
そしてああやっぱりこの2人は共に戦うべきなんだと爽快感いっぱいの気分を一気に地獄へ叩き込む「離せよこの父親殺しが!」。必死に正当化しようとするスザクの言葉をねじ伏せ破壊する「死にたがり屋」「罰が欲しいだけの甘えん坊」。いや、ここで「マオ、お前は黙っていろ!!」ってルルがギアスかけるのが今までの鬱憤晴らしという感じで面白すぎ。確かに心読めてもしゃべれなきゃ使えませんって。後で(予告で)この件反省してるのもおかしすぎますが。そして「好きだったよ、マオ…先に逝って待っていろ…」と今回はトドメを刺すC.C.。どこの世界だかイマイチ聞き取れず。死の世界?そして「俺は…俺は…」とつぶやくことしか出来ないスザクと、それを見ているルル…
もうスザクの心理についてはマオがやかましいほど説明してくれたんでこれ以上は突っ込みませんが…今回の回想シーン(死屍累々の中を歩いていく子供3人)、あの時のスザクも「俺は…俺が…」って涙している訳で。あああ~~これが地の人格なのかぁ!!!
1月15日に、
他のキャラクターも、それぞれの理由を抱えて生きている。それが一番見えにくい(隠されている)ため感情移入が一番難しいスザクも、何か感情移入してしまうような理由を抱えているんだろうか。もしそうだとしたら本当にこれは恐ろしいまでに力強く構築された『物語』なんだと思う…。
なんて書いてしまったけど、これまでスザクの「父親殺し」の可能性は予想していたけど、「自分の魂を救済するため、他者の犠牲となっての死」を渇望していたとは。stage2のロイドの「ざ~んねんでした!!」ってもしかして本人には洒落になってなかったと?stage4の妙な諦観はそのためだったと!? …と、完全にスザクにも落ちました。あああああ、なんてことをしやがる>監督&シリーズ構成
そしてルルーシュの事を懐かしそうに話すコーネリア。って絶対こいつマリアンヌ殺害に関わってなさそうじゃん!! クロヴィスは更に「良い人」化してるし。コーネリアが絡んで無いことを知ったらルルはどうなっちゃうんだろうか…
ああ、もう恋女房化しているヴィレッタとか見合い相手がそうだったかミレイとか話が更に進んで行くけど一番心配なのはディートハルトの組織改編の後、玉城の居場所なんてちゃんとあるのかどーかということです。階層でいったらどこら辺にいるんでしょーかねぇ…。
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