stage24/stage25、ナレーション&続編予告メモ
個人的備忘録。今配信してたんで抜き書き。
ゆかなさんの冒頭/エンディングのナレーションから。
皇歴2010年8月10日 日本は神聖ブリタニア帝国の前に敗れ去った。植民地「エリア11」となった日本は、自由と伝統、権利と誇り、そして名前を奪われた。イレブン、その数字が、新しい日本人を示す名前であった。
それから7年後、ブリタニアの棄てられた皇子ルルーシュは、エリア11で謎の少女C.C.と出会い、特殊な力を手に入れる。ギアス、いかなる相手にも命令を下せる絶対遵守の力。ルルーシュはギアスを頼りに、母国である神聖ブリタニア帝国の破壊を決意する。全ては、幼き日に、何者かによって殺された母の敵を討つために、そして妹ナナリーが幸せに過ごせる世界と作るために。その先に待つのが実の父、ブリタニア皇帝であることを知りつつも、ルルーシュは破壊と創造の名を身に纏う。
その名はゼロ。帝国臣民の敵となったゼロは、黒の騎士団を結成し、人々を、世界を相手に抗い続ける。身近な人々が巻き込まれようとも、多くの破壊を伴おうとも、立ち止まることは許されない。例え実の兄妹を、そして友情を犠牲にしても、孤独の道が待っていようとも、この行動こそが、ルルーシュとしての存在の証しなのだから。
人は、人間は、幸せを求める存在である。
ブリタニアの少年、ルルーシュが望んだことも、小さな幸せに過ぎなかった。特別なことではない。少なくとも、行動の根源には、人として、ごく当たり前の、とてもささやかな願いしか無かった。そんな夢を、そんな誓いを誰が否定できるのか。誰にそんな資格があるというのか。だがしかし、人は、誰しもが否応なく他者と、世界と関わることによって自らを規定され、定められてしまう。ならば、個人の思惑など、世界の意志を前にしては、どうしようもなく流されてしまう儚い存在でしかない。罪と罰、運命と裁き、ルルーシュの前に立ちはだかったのは自らの生み出した過去であり、人が人であるが故の憎しみか。
それでも今は、感謝すべきであろう。そう、少なくとも、人が幸せを求める存在であることに。一縷の望みは、仄かなる願いは、絶望からこそ、生まれいずる。
続編予告の時の字幕集
- ゼロ… バカな男だ。
- 逆らっても、抗っても、どうせ世界は変わらないのに
- おしえてやろう。大人の世界ではな 正しいことに価値はないんだよ
- 何かある…俺の知らないところで何かが起こっている
- 力のない人間は、我慢しなくちゃいけないの? たとえ正義がこちらにあっても
- や め ろ 生 き て る !
- 無力が悪だというのなら 力は正義なのか?!
- 間違っていたのは俺じゃない 世界の方だ
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