最後のイレギュラー
ルルーシュはアホの子だから、スザクとC.C.とジェレミアと特派とニーナ以外には、絶対真相がバレない自信があったんだろうなぁ。
特にナナリーには死んでも知られたくなかったに違いない。
だから、ナナリーとカレンに真意がバレちゃった事は、見てる側にとってはものすごい救いではあったのだけど、ルルーシュ的には想定外でイレギュラーで。
もしかしたら、スザクが仮面の下で泣いてた事すら気づかなかったのかもしれない。
呆れるほど自分への好意/善意に鈍くさい奴だったから、これでユフィの仇がとれてすっきりしただろーなんて思いこんでたりして。
結局、最後の最後まで、全てが計画通りには行かなかった。
自分が退場したら泣く人があんなに居るとは、想像もせず。
皆を上手く騙したと思いこんだまま。
で、「ナナリー、お前はもう俺の事は忘れろっ!! 幸せになれっ!!!」と叫んでいたり、「なぜだ、なぜカレンまで騙せないっ!! 計画は完璧な筈だったのにっ!!!」って悔しがって地団駄を踏むルルーシュってのは凄く萌える←オチはそこか。
誰も自分を理解しないであろうという傲慢さが、彼の計算高い癖に妙に抜けている部分を作ってるんだろうか……
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